自分で土を配合して培養土を作ったら
しばらく寝かせる必要があることをご存知ですか。
どれくらい寝かせるか?
実は2、3ヶ月寝かせるのが一番良いとされています。
寒い地方では冬の間に土の配合を終えて、
春を待つ必要があるということです。
なぜか?
良い土の条件のページでお話したように、
土の中の微生物が活性化していることが
良い土の条件です。
ということは、
活性化するまでにはある程度時間が必要と言うわけです。
それがここでいう2,3ヶ月と言うことなのです。
根が吸収する物質は無機化合物なのですが、
この2、3ヶ月の間に微生物が有機態窒素を
アンモニア態窒素や硝酸態窒素といった
根が吸収しやすい無機化合物の形態に変えてくれるのです。
作りたての配合用土はほとんど無菌です。
微生物だってほとんどいない状態です。
この無菌状態の基本用土に腐葉土や堆肥などを混ぜて
水を撒き、微生物が活動しやすい環境を整えるのです。
容器も通気性のある容器でなければ
微生物は窒息状態になります。
ですから密閉性の容器は不向きです。
ポリ容器であれば側面に穴を開けておくとよいでしょう。
市販の培養土を用いる場合は
購入後すぐに使用することが出来ます。
すでにメーカー側で土を寝かせる作業を完了しています。
■ポット苗の植え方
ポット苗を購入する場合、
まず注意してみなければならないのはポットの底です。
十分根が回っている苗は、ポットの底穴から根が出ています。
根元がしっかりした葉色の良いものを購入しましょう。
根が回っていればポットから出したときに土は崩れません。
鉢に植える場合は土を崩さずにそのまま植え込みます。
こうすることで根は生育し続けます。
ポットの底の部分で根が幾重にも巻きついている場合は
長い根を切り込んでから鉢に植えます。
鉢の底にネットを敷きその上にごろ石を置き用土をいれます。
用土をある程度入れたらポットから抜いた苗をおきます。
ポットに入れていたときの根元の高さまで
土を入れ、軽く押さえて固定し、
水を与えます。
■苗床から移植する場合の植え方
苗床で育てた苗を鉢に定植する場合、
根の根を出来るだけ傷つけないように
注意しますが、それでも根は傷つきます。
根元近くの土を崩さないように
指でしっかり包み込むようにして掘り上げます。
傷ついた根はすぐに新しい根を発生させ、
より根の張った株へと生長します。
後はポット苗を植えつけるときと同様ですが、
ポット苗の場合よりは鉢の中の土を
中心部を盛り上げましょう。
あとは根元の土を軽く押さえて水遣りをし、
直射日光を避けて風の当たらない日陰に置きましょう。
根をいためているので日光にいきなり当てるのは
根への負担が増幅されてしまいます。
徐々に日光に慣らしていくのが良いでしょう。